テンカラ渓流一年生の旅:オオルリの番い

2025年06月13日

　オオルリの番い

　やっと、何となくではあるがオオルリを見られた。　しかも雌雄、どちらも餌を咥えている。

オオルリの雄、虫を咥えているんだが・・・

　オオルリの鳴き声は四月から聞こえていた。　しかし、その姿は見ることができず、見えたとしても遠すぎて写真にならないことばかりであった。　そして六月になって林道を歩いていると、鳴き声がいつもより近かったので探した。　緑の葉の影で鳴いているのを見つけた。　天気は良いものの、オオルリは影になってよく分からない。

とても近かったオオルリの雌、彼女も虫を咥えている

　上手く見える角度を探してうろうろしていると、すぐ前から野鳥が飛び出した。　そして手が届きそうな枝に止まって、私の方を気にしながらも逃げない。　口には虫を咥えて私とオオルリを交互に見ている。　この状況から、野鳥はオオルリの雌に違いないし、もしかしたら上にいる雄と番いかもしれない。

もっと近くで、明るいところで見たいオオルリ

　少し不思議に思うのは、雌雄ともに餌を咥えているということである。　これは何故か？　雌が飛び出した斜面に巣があるんじゃなかろうか。　このオオルリの雌雄は、今子育ての真っ最中で、ヒナのために餌を集めているのじゃなかろうかと思う。　それを私が邪魔してしまったのである。

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Posted by tenkara1nen at 18:00│Comments(0) │渓流の動・植物

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